一人暮らしもここまでくると問題かな

なんとも偶然というか、一人暮らしが変な形でスタートする。当初は順調に進んでいたけど、だんだんと恐れていた方向へいってしまう。あぁやっぱり、そう上手くはいかないのね。

「突然呼び出してゴメンね。一人暮らしは慣れた?」引きつった私の顔を見て、それより本題にと催促してくる。この出来事を説明して、エスカレートしてきた行動も教えた。「薄々は感じていたんだよね〜野崎さんの事よく聞いてくるんだ。カワイイ弟だと思って接していれば?」その答えに半分納得した。正直、これから何かありそうで怖かった。あの怒った顔があまりにも凄かったから。夕方が近くなると、まさる君は帰ってきた。すると突然「今日出て行くから。自分の気持ちを抑えられない」

一人暮らしの動機が出来たらしい

あまりの急展開にビックリ。「まさる君、ちゃんと話そうよ」そう言うと、素直に椅子に座った。「僕は野崎さんの事がたまらなく好き。でも大人の女性だしどうすればいいかも分からない。今まで勝手に携帯や手帳を見てごめんなさい。もっといっぱい知りたくて・・・うぅっ」その姿を見たらこっちまで泣けてきた。「これからは影でそういう事しないで直接聞いてよ」その言葉に彼は「うん。でももう一人暮らしするんだ。アナタに相応しい男になりたくて」そのまま部屋に行ってしまった。

一人暮らしが終わるんだな

こんな事になるなんて。今は子供で恋愛対象外だけど、あと何年かしたらどうなるうだろうな。きっとカワイイ子を連れて、そんな事もあったなって笑うんだろうな。こんな何にも出来ない私を好きになってくれてありがとう。さて、これからどうするかな〜まさと君が「一緒にすまない?」なんて誘ってくれないかな。まっ一人暮らしを満喫して、こっちこそもっと女性らしくなるぞ。そしてその時チャイムが鳴った。穴を覗くと上司がドアの前に立ってる。「何て言おう・・・」

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