一人暮らしも落ち着いてきた頃

なんとも偶然というか、一人暮らしが変な形でスタートする。当初は順調に進んでいたけど、だんだんと恐れていた方向へいってしまう。あぁやっぱり、そう上手くはいかないのね。

1ヶ月後には大分回復していた。ご飯が喉を通らないと言っていたのが嘘のように、モリモリ食べるている。割と立ち直りが早いんだな〜。元気な姿を見ているとこっちまで嬉しくなった。ある日の会社帰り、同期の男性に相談があるからと飲みに行く事になる。遅くなると連絡をし、その日は話が弾んで何件もハシゴし、帰りは朝になっていた。「ご飯食べてるよね?」そう考えながら家のドアを開けた。ガチャガチャ。まさる君は険悪な顔をして立っていた。「何してたの?一人暮らしじゃないんだよ」

一人暮らしを考え直すタイミング

「ごめんごめん。でも私が何をしようが勝手でしょ。アナタは子供でないのだし、何だってできるでしょ」まだ納得できないのかこっちを睨んでいる。今までにない展開になりそう。「野崎さんは朝帰りなんかする人じゃなかったのに。彼氏ができたら僕は要らなくなったんだ!!」その言葉に目が点になってしまった。もしかしてこの子・・・私の事、好きなの?疑う発言。この雰囲気はマズイと思い「それより、学校に遅れるよ。もう出る時間でしょ」一瞬にして、この生活を止め一人暮らしを考えた。

一人暮らしを始めた彼に相談する

なぜとっさにそう思ったのかというと、思い当たる事があったから。最近鞄の中の手帳がいつも違う場所にあったり、未読メールが読んでいる事になっていたり、気にはなっていたけど勘違いだと言い聞かせていた。それに昨日の相手を彼氏だと思い込んでる。まさる君は私に好意を持ってから、いろいろとチェックしていたんだと分かった。子供にしか見ていなかったのにな。そうだ!まさと君に相談してみよう!彼は最近一人暮らしを始めたばっかりだった。

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